鍼灸は鍼灸は興味があるけれど、「痛そう・・・」こう思っている人、あなただけではありません!
鍼は人体に刺すからどうしても痛そうなイメージがありますよね?
だけど、実は鍼治療って「刺す」ばかりではないんです!
古代九鍼ってご存じですか?
洋医学のバイブル「黄帝内経霊枢」には次の九種類の鍼が紹介されています。
- 「被鍼(ひしん)」
- 「鋒鍼(ほうしん)」
- 「鑱鍼(ざんしん)」
- 「鍉鍼(ていしん)」
- 「円鍼(えんしん)」
- 「員利鍼(いんりしん)」
- 「長鍼(ちょうしん)」
- 「大鍼(だいしん)」
- 「毫鍼(ごうしん)」
この中で9.「毫鍼」が私達が通常、治療で使う鍼です。
多くの方がイメージする鍼はきっとこれだと思います。
髪の毛ほどの細さの鍼ではありますが、それでも皮膚を破り、身体に刺すときにはチクッとすることもあります。ほとんど無痛に近いのですが人体の皮膚に無数に存在する痛みの受容器を完全に避けて刺入することは難しいです。
仕方ないとはいえ、それで鍼のことを嫌いになってほしくない。
そこで、今回、刺さない「古代鍼コース」を提供します!
古代鍼コースとは?
九鍼の中で4.「鍉鍼(ていしん)」という鍼がありますが、これは身体に触れたり擦ったりする
だけで、身体に存在する「気」「血」「水」を調整するものです。
これまでも当院では通常の鍼灸治療の中でも活用してきましたが、今回、鍉鍼の種類
を大幅に増やし、また新しい技術や知識の取得によって、いっさい刺入せずに治療を
するコースを構築しました。それが「古代鍼コース」です。
鍉鍼(ていしん)とは?
「鍉鍼(ていしん)」は時代が下るにつれ、様々な形状のものが考案されました。
当院では
「陰陽鍉鍼」
「小里式鍉鍼」
「調気鍉鍼」
「バネ式鍉鍼」
「古代銀鍼」
「円鍼」
「金鍼」
「銀鍼」
「打鍼」
などの鍉鍼を取り揃えて、「刺さずに効く」鍼治療を提供しております。
*一般には「鍉鍼」と呼ばないものもありますが、ここでは「刺さない鍼」という意味で「鍉鍼」としております。