こんばんは!オフトンはり灸院オーナーの石川享佑です。
今週のはじめから光由希先生が体調を崩されてお休みをいただいております。
明日から復帰できる目処が立ちましたので、連絡させていただきます。
ご予約のキャンセルなど、大変ご迷惑をおかけしました。
復帰後は、よりいっそう鍼灸をがんばりますので、どうぞよろしくお願いします。
さて、まさに「寒の戻り」を感じる今日です。
ここ数日、寒さで体調を崩される方も多いですね。
「あれ?おかしいな?」
と思ったら、早めに治療にお越しくださいませ。
昨年より漢方薬の取扱もはじめております。
またオリジナル薬膳茶「ととのい茶」も取り揃えております。
色々な側面から健康に寄与できるように精進をしますので、まずはご相談くださいませ。
最近、風邪の初期段階に非常に有益な漢方薬として
「金羚感冒散」
が挙げられます。
一般的には「銀翹散」と言った方がメジャーかもしれません。
発熱性の病に用いられる薬で
「金銀花」「連翹」という生薬が熱を冷まして、炎症を抑えてくれます(ここから「銀翹散」という名前がつきます)。
また「薄荷」「荊芥」「牛蒡子」は解表の働きによって、熱を外に出して症状を軽減してくれます。
さらに「桔梗」は去痰の働きがあり、喉の通りを良くして、せきを止めてくれます。
そこに小太郎漢方製薬は「羚羊角」を追加で入れています(ここから「金羚感冒散」と名づけられています)。
この「羚羊角」は非常に優れた解熱・鎮痛作用を持ちますが、残念なことにサイガカモシカ(このカモシカの角を羚羊角と言います)が絶滅危惧種に指定されているため、現在は手に入りません。
日本では小太郎漢方製薬さんだけが入手ルートを持っていたということで、他の漢方薬メーカーにはない特徴になっています。
ぜひ、提案させてくださいね。
春は「発陳」の季節であり、伸び伸びと陽気を伸ばすときなのですが。
寒の戻りによって、陽気が伸びることができず、内側に隠れてしまい、体内で鬱屈した陽気が悪さをしかねません。
最近の患者様はまさにこういう症状の方が多いですね。
もちろん、寒邪が体内に深く侵入してしまったときや、元々、冷えがベースにある場合は違う漢方薬を提案させてもらうこともあります。
鍼灸を行って、身体の反応を見つつ、漢方薬の提案をできるのは、当院の最大の強みですね。
これからも精進してまいります。
では、明日以降もご予約お待ちしております。
この時期、オススメの薬膳
ベニバナ、マイカイカ
春は木の季節であり、内臓は肝が盛んに働くべきとき。
肝は「蔵血」の働きを持ち、全身に血を供給するダムのような働きを持ちます。
血が供給されないと、全ての器官は活動できませんので、とても重要な器官なんですね。
春になって暖かくなると、自然と筋肉を使った運動量が増えます。
そこで肝の働きが悪いと、「瘀血」であったり「血虚」となったりして、様々な問題を引き起こします。
そんな春の時期にオススメの薬膳が「ベニバナ」「マイカイカ」です。
ベニバナ、マイカイカともに「瘀血」を動かして流したり、血を補ってくれたりします。
目が霞んだり、花粉症でショボショボしてしまう人は枸杞もいいですね。
他にも色々と用意しておりますので、ぜひ、ご来院の際にスタッフまでお声がけくださいませ。
僕よりも、光由希先生の方が詳しいですよ!!
お化粧品を養生に活かそう!
春の肌荒れの原因になりやすいのが「寒暖差」「花粉・黄砂などの外邪」「紫外線量の増加」「新生活のストレスなどの内因」が主な原因となります。
これらのファクターにより、肌のバリア機能(=衛気)は低下し、肌荒れ(=炎症)を引き起こします。
対策としては、まず低刺激なクレンジングにより肌表面をキレイにした上で、保湿、紫外線対策が重要になります。
荒れがひどい場合は、肌表面の炎症をとってやることも必要になりますね。
そこでオススメの化粧品をいくつかピックアップ!
オスカークレンジング:ホワイトリリーのラインナップの中で最上位の「オスカーシリーズ」のクレンジングです。使えば分かる気持ちよさ。パッケージもチューブに変わり、使いやすくなりました。
オスカーリンクル:オスカーシリーズの美容液になります。肌表面の水分保持をする力がものすごく強いです。来院時に、一度、テスターを手の甲に塗ってみてください。数分で肌が「ピーン!」となるのが分かります。水分、大事。
UVシールドEX:ホワイトリリーの日焼け止め。ノンケミカルで肌にも環境にも優しい。紫外線吸収剤を使わないから、肌表面に熱が残りにくく、肌荒れを防ぎつつ、紫外線もしっかりカット。
そして、この時期に最もオススメしたいのが
エンリッチコールドクリーム:肌の少し下の部分の皮下組織への血液の流入量を増やしてくれます。お顔全体に塗って10分くらい置くだけで、肌が内側からプルップルになります。本当にすごいから、ぜひお試しください!!
全てテスターがありますので、ご来院時に使ってみてくださいね。
東洋医学の観点からも、人体最大の器官である「肌」はしっかりとケアして欲しいと願っております。
ご来院が難しい方は、こちらからも購入いただけます。
こんな症状があったら、漢方がお役に立てるかも!
花粉症対策は万全ですか?
水滞(身体の中の水が上手く動いていない)方→「小青竜湯」がオススメ!
濃い鼻水、熱感がある方→「辛夷清肺湯」がオススメ!
冷え性で花粉症も持っている方→麻黄附子細辛湯がオススメ!
ぜひ、一度、ご相談くださいませ。
・春の養生コース
2月5日から季節の養生コースが「春」に切り替わっております。
春の養生コースは
・鍼灸治療
・ヘッド中心のトリートメント
・養生お包み
のセットとなっております。
春は「筋」を傷めやすい季節。
冬の寒さで動きが悪くなっている筋を優しくほぐしていきます。
ぜひ、お試しくださいませ。
70分11,000円(税込)
ですよ。
今日の黄帝内経・素問
今日も黄帝内経を読んでまいりましょう。
(原文)
黄帝曰.余聞上古有眞人者.提挈天地.把握陰陽.呼吸精氣.獨立守神.肌肉若一.故能壽敝天地.無有終時.此其道生.
中古之時.有至人者.淳徳全道.和於陰陽.調於四時.去世離俗.積精全神.游行天地之間.視聽八達之外.此蓋益其壽命.而強者也.亦歸於眞人.
其次有聖人者.處天地之和.從八風之理.適嗜欲於世俗之間.無恚嗔之心.行不欲離於世.被服章.擧不欲觀於俗.外不勞形於事.内無思想之患.以恬愉爲務.以自得爲功.形體不敝.精神不散.亦可以百數.
其次有賢人者.法則天地.象似日月.辯列星辰.逆從陰陽.分別四時.將從上古.合同於道.亦可使益壽.而有極時.
(意訳)
黄帝はその答えを聞き、語る。
「私は上古の真人について、このように聞いたことがある。真人は天地の徳を携え、陰陽の理を把握し、呼吸により気を清浄にし、一人その生命力を守り、肌や肉はいつまでも若々しく、それゆえに天地と同じく無窮なる命を持ち、どこまでも命は終わること無く伸びる。これが養生の道を生きるということだ、と。
また、中古の時代には、至人なる人があった。徳は敦く、養生の道を生き、陰陽の理に調和して生きていた。春夏秋冬の季節の変化に調和し、世俗を離れ、精気を養い精神を全きものとし、天地の間を自由に行き来し、この世のあらゆることを見聞きし学んだ。これは私が思うに、その生命を益し、その心身を強くしたのだろう。これもまた、つまるところ真人と言えるだろう。
さらに時代を下れば、聖人と呼ばれる人が現れた。彼らは天地の運行に調和することを常とし、八風(=各季節に八方位から吹いてくる風)の理に従い養生に務め、社会においては必要な欲を楽しみつつも無理は求めず、怒りを爆発させるようなことはなく、それでいて世を捨てることもなくきちんと衣服を正し、周囲の様子にも流されることもない。肉体的に無理な生活をすることなく、精神的にも無理な考え方に耽ることもない。ただただあっさりと為すべきことを為し、それでいて成果を得てしまう。そういうことで肉体は決して衰えることなく、精神も散逸してしまうことなく、百歳を数えることができるのだ。
さらに現代に近づけば、賢人と呼ばれる人がいる。天地の運行に乗っ取り、日月星辰の動きと共に生き、陰陽の変化に従い、四季をわきまえ、上古の真人にならい、養生の道へと向かっていく。こうした人達もまた、天寿を全うすることができる。しかし、どこか限界があり、命にはどうしても限界がある。
(所感)
前回は「去世離俗.積精全神.游行天地之間.視聽八達之外」をやりました。
今回は「此蓋益其壽命.而強者也.亦歸於眞人」を考えていきましょう。
前回のメルマガで語ったように
「世を去り、俗を離れ、心身を自然と調和させ、天地の間を自在に闊歩する」
のが至人なわけです。
そして、「こうした生き方こそが、至人の寿命を伸ばしている」のだと黄帝は語るわけです。
つまり、「寿命が長いから至人」なのではなく、「自由闊達に生きるから長生きできる」のであって、それゆえに「至人と呼ばれる」わけです。
もっと言えば、「生きる姿勢が寿命を決める」と言っても良いでしょう。
もちろん「寿命」と言っても、長短は人それぞれであって、長ければ偉いという話ではありません。
僕の兄は1歳の誕生日を迎える前に死にましたが、彼もまた「十分に生きた」と僕は確信しております。
そうした単純な時間の長短ではなく、「命を全うするためには生きる姿勢が重要である」ということを申し上げたいわけです。
やはり人間は「天地の間を遊行し」なければなりません。
色々なものを貪欲に吸収し、学ぶという姿勢が大切なのでしょう。
それこそが人が「至人」になるために何よりも重要なことなのです。
そのためには「世俗を離れる」ことが大切です。
「みんな」という言葉から離れる必要があるわけです。
鍼灸だとかも最近「エビデンス」ということを声高に言われます。
発生の思想がまるで異なる「科学」の尺度を東洋医学に持ち込むことは正直、難しいです。
それを一生懸命にやられている鍼灸の先生方には敬意を示す一方で、僕自身はそうした「世間」というものに背を向けるように古典に耽溺しております。
僕は「それでいい」と確信しているのです。
皆がやっていることをやっても、結局「みんな」にしかなれず、「僕」になることはできない。
だから僕は、至人を目指し、世間に背を向けます。
ひたすらに鍼灸の古人の背中を追い続けます。
こうした生き方の先に「至人」が待っているのであって、それはもうほとんど「真人」と呼んで差し支えないと黄帝は語っています。
真人になれる自身はないですが、ひたすらに「自分でありつづける」ことはやめたくない。
そんな風に思うばかりです。
今日は、ここまでにさせていただきます。
また三日後に会いましょう。
では、続きは次回。
今日もご予約お待ちしております。
ご予約は以下から↓
☆3月の休診日☆
8日(日)
15日(日)
22日(日)
29日(日)
下にスタッフのシフトと空き状況を示しておきますので、参考にしてくださいませ。(◯:空きあり、△:空き少、✕:空き無し)
*前回来院時より60日が経過した場合、再診料が必要となりますので、ご了承くださいませ。
福本→
5日(木):△
6日(金):◯
7日(土):◯
8日(日):休診日
9日(月):◯
10日(火):◯
11日(水):◯
12日(木):◯
13日(金):△
14日(土):◯
15日(日):休診日
石川(享)→
5日(木):△
6日(金):◯
7日(土):◯
8日(日):休診日
9日(月):◯
10日(火):◯
11日(水):△
12日(木):△
13日(金):◯
14日(土):名古屋出張
15日(日):休診日
石川(祐)→
5日(木):◯
6日(金):◯
7日(土):◯
8日(日):休診日
9日(月):◯
10日(火):◯
11日(水):◯
12日(木):◯
13日(金):◯
14日(土):◯
15日(日):休診日
*石川(祐)は月曜日15:30〜、その他の曜日13:30〜となりますが、詳細はLivemembersにてご確認ください。
△の日程を希望の方は、ぜひお早めにご予約くださいませ。希望の時間が空いていない場合は、一度お電話(070-8509-6199)にてご相談ください。
*予約システムは「一時間前」までが予約可能の期限となります。「30分後に行きたいな」という場合など、一度、お電話にて予約状況をご確認くださいませ。システム上で空きが無くても、受付可能な場合もございます。
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どうぞお楽しみに。
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[日 程]3月10日(火)10:00〜12:00
[内 容]気とは 気の病証
[受講料]5,500円(オンライン受講:6,050円)
[持ち物]筆記用具、展望手帳、鑑定ハンドブック
2026年3月10日(火) 気とは 気の病証
2026年4月14日(火) 血とは 血の病証
2026年5月12日(火) 津液とは 津液の病証
2026年6月9日(火) 五行論と五臓六腑
2026年7月14日(火) 肝の働き 肝の病証
2026年8月18日(火) 心の働き 心の病証
2026年9月8日(火) 脾の働き 脾の病証
2026年10月13日(火) 肺の働き 肺の病証
2026年11月10日(火) 腎の働き 腎の病証
*全て10:00〜12:00
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https://www.city.fukuoka.lg.jp/hofuku/hokennenkin/hp/kokuminkenkouhoken/07-04.html
詳しい制度の説明などは、お住まいの区役所にて確認いただくのが最も確実です。
