おはようございます!
オフトンはり灸院オーナーの石川享佑です。
明日は春分の日ですね。
この春分の日は「春分点」という天体学上の重要な点を含む一日なのです。
この春分点というのは「太陽黄経(地球上から見る、太陽の通り道)」の基準点、すなわち「0度」なんですね。
秋分点は「180度」です。
ということは夏至点は「90度」であり「冬至点」は「270度」となります。
まぁ、とにかく便利なんですよ。
ちなみに、暦の上での本来の正月「立春」というのは、太陽黄経が「315度」となった時点を言います。
だから、毎年立春というのは一定ではないんです。2月4日の午後22時のときもあれば、午前2時のときもあります。
昔の人は、この複雑な立春というものを基に「気」というものを図り知っていたわけですから、大したものです。
その知性というのは、決して現代人が侮れるものではないですね。
東洋医学上でもこの春分というのは非常に大切になります。
東洋医学では「五運六気」という法則によって一年の気が動くと考えます。
その大きな流れの中に月の十干・十二支・九星もあるのですが。
とにかく六気によって一年の動きの大まかなリズムが決まるわけです。
その六つの気の二番目、すなわち「二気」と呼ばれる気が動くのが春分なのです。
今年の二月、三月は「寒の戻り」が厳しかったですが、ここからはかなり安定的に暖かくなりそうです。
ただ、ときおり寒気が強く入るのが今年の特徴で、したがって三月後半から四月にかけて「春の嵐」が吹き荒れそうです。
特に「雹害」には気をつけたいところです。
そして、四月から五月、六月と暑さが高まっていくにつれ、今年は湿度もいつにも増して高まりそうです。
したがって、利水剤を含む漢方は十分に用意しておかねばならないですね。
なんて考えながら、忙しく過ごさせていただいております。
ぜひ、ご来院くださいませ。
この時期、オススメの薬膳
ベニバナ、マイカイカ
春は木の季節であり、内臓は肝が盛んに働くべきとき。
肝は「蔵血」の働きを持ち、全身に血を供給するダムのような働きを持ちます。
血が供給されないと、全ての器官は活動できませんので、とても重要な器官なんですね。
春になって暖かくなると、自然と筋肉を使った運動量が増えます。
そこで肝の働きが悪いと、「瘀血」であったり「血虚」となったりして、様々な問題を引き起こします。
そんな春の時期にオススメの薬膳が「ベニバナ」「マイカイカ」です。
ベニバナ、マイカイカともに「瘀血」を動かして流したり、血を補ってくれたりします。
目が霞んだり、花粉症でショボショボしてしまう人は枸杞もいいですね。
他にも色々と用意しておりますので、ぜひ、ご来院の際にスタッフまでお声がけくださいませ。
僕よりも、光由希先生の方が詳しいですよ!!
お化粧品を養生に活かそう!
春の肌荒れの原因になりやすいのが「寒暖差」「花粉・黄砂などの外邪」「紫外線量の増加」「新生活のストレスなどの内因」が主な原因となります。
これらのファクターにより、肌のバリア機能(=衛気)は低下し、肌荒れ(=炎症)を引き起こします。
対策としては、まず低刺激なクレンジングにより肌表面をキレイにした上で、保湿、紫外線対策が重要になります。
荒れがひどい場合は、肌表面の炎症をとってやることも必要になりますね。
そこでオススメの化粧品をいくつかピックアップ!
オスカークレンジング:ホワイトリリーのラインナップの中で最上位の「オスカーシリーズ」のクレンジングです。使えば分かる気持ちよさ。油汚れを落としながらも、保湿成分で肌を潤してくれます。パッケージもチューブに変わり、使いやすくなりました。90g(約30回分)で4,400円です。
オスカーフレッシュナー:こちらも「オスカーシリーズ」の洗顔料です。水溶性の汚れを泡で優しく流してくれます。こちらもたっぷり保湿成分が含まれているので、洗い上がりがつっぱりません。こちらも使いやすいチューブに変わりました。60g(約60回分)で4,400円です。
オスカーリンクル:オスカーシリーズの美容液になります。肌表面の水分保持をする力がものすごく強いです。来院時に、一度、テスターを手の甲に塗ってみてください。数分で肌が「ピーン!」となるのが分かります。水分、大事。
UVシールドEX:ホワイトリリーの日焼け止め。ノンケミカルで肌にも環境にも優しい。紫外線吸収剤を使わないから、肌表面に熱が残りにくく、肌荒れを防ぎつつ、紫外線もしっかりカット。
そして、この時期に最もオススメしたいのが
エンリッチコールドクリーム:肌の少し下の部分の皮下組織への血液の流入量を増やしてくれます。お顔全体に塗って10分くらい置くだけで、肌が内側からプルップルになります。本当にすごいから、ぜひお試しください!!
全てテスターがありますので、ご来院時に使ってみてくださいね。
東洋医学の観点からも、人体最大の器官である「肌」はしっかりとケアして欲しいと願っております。
ご来院が難しい方は、こちらからも購入いただけます。
こんな症状があったら、漢方がお役に立てるかも!
花粉症対策は万全ですか?
水滞(身体の中の水が上手く動いていない)方→「小青竜湯」がオススメ!
濃い鼻水、熱感がある方→「辛夷清肺湯」がオススメ!
冷え性で花粉症も持っている方→麻黄附子細辛湯がオススメ!
ぜひ、一度、ご相談くださいませ。
3/13より「瓊玉膏」の販売を開始しております!
「填精補髄」の働きを持つ、数少ない漢方薬。
アンチエイジングに必須のお薬(第二類医薬品)ですよ。
生地黄:上品、人参:上品、茯苓:上品、枸杞子:上品…など、長期服用が可能な上品の生薬をずらりと揃えた、いわゆる「不老長寿薬」です。
どろどろの液体をスプーンでひとなめ、を1日1回ないし2回。
これによって「滋陰」ではなく「填精」ができます。
滋陰は「腎陰を増やすこと」ですが、填精は「腎陰と腎陽に分かれる前の腎精を充填すること」です。
こういう薬はなかなかありません。
ぜひ、お試しください。
300g(スプーン60杯、30〜60日分)で15,180円です。
ひと月約7,500円からはじめるアンチエイジング。
超オススメです。
・春の養生コース
2月5日から季節の養生コースが「春」に切り替わっております。
春の養生コースは
・鍼灸治療
・ヘッド中心のトリートメント
・養生お包み
のセットとなっております。
春は「筋」を傷めやすい季節。
冬の寒さで動きが悪くなっている筋を優しくほぐしていきます。
ぜひ、お試しくださいませ。
70分11,000円(税込)
ですよ。
今日の黄帝内経・素問
今日も黄帝内経を読んでまいりましょう。
(原文)
黄帝曰.余聞上古有眞人者.提挈天地.把握陰陽.呼吸精氣.獨立守神.肌肉若一.故能壽敝天地.無有終時.此其道生.
中古之時.有至人者.淳徳全道.和於陰陽.調於四時.去世離俗.積精全神.游行天地之間.視聽八達之外.此蓋益其壽命.而強者也.亦歸於眞人.
其次有聖人者.處天地之和.從八風之理.適嗜欲於世俗之間.無恚嗔之心.行不欲離於世.被服章.擧不欲觀於俗.外不勞形於事.内無思想之患.以恬愉爲務.以自得爲功.形體不敝.精神不散.亦可以百數.
其次有賢人者.法則天地.象似日月.辯列星辰.逆從陰陽.分別四時.將從上古.合同於道.亦可使益壽.而有極時.
(意訳)
黄帝はその答えを聞き、語る。
「私は上古の真人について、このように聞いたことがある。真人は天地の徳を携え、陰陽の理を把握し、呼吸により気を清浄にし、一人その生命力を守り、肌や肉はいつまでも若々しく、それゆえに天地と同じく無窮なる命を持ち、どこまでも命は終わること無く伸びる。これが養生の道を生きるということだ、と。
また、中古の時代には、至人なる人があった。徳は敦く、養生の道を生き、陰陽の理に調和して生きていた。春夏秋冬の季節の変化に調和し、世俗を離れ、精気を養い精神を全きものとし、天地の間を自由に行き来し、この世のあらゆることを見聞きし学んだ。これは私が思うに、その生命を益し、その心身を強くしたのだろう。これもまた、つまるところ真人と言えるだろう。
さらに時代を下れば、聖人と呼ばれる人が現れた。彼らは天地の運行に調和することを常とし、八風(=各季節に八方位から吹いてくる風)の理に従い養生に務め、社会においては必要な欲を楽しみつつも無理は求めず、怒りを爆発させるようなことはなく、それでいて世を捨てることもなくきちんと衣服を正し、周囲の様子にも流されることもない。肉体的に無理な生活をすることなく、精神的にも無理な考え方に耽ることもない。ただただあっさりと為すべきことを為し、それでいて成果を得てしまう。そういうことで肉体は決して衰えることなく、精神も散逸してしまうことなく、百歳を数えることができるのだ。
さらに現代に近づけば、賢人と呼ばれる人がいる。天地の運行に乗っ取り、日月星辰の動きと共に生き、陰陽の変化に従い、四季をわきまえ、上古の真人にならい、養生の道へと向かっていく。こうした人達もまた、天寿を全うすることができる。しかし、どこか限界があり、命にはどうしても限界がある。
(所感)
前回は「形體不敝.精神不散.亦可以百數」をやりました。
これで「聖人」についての記述は終わり。
今回から、さらに時代が下って現れる「賢人」について言及されていきます。
ここまでで「天地」とか「陰陽」だとかの古代中国の独特の言い回しには慣れてきたころでしょうから、「其次有賢人者.法則天地.象似日月.辯列星辰.逆從陰陽.分別四時.將從上古.合同於道.亦可使益壽.而有極時」を一気に読みましょう。
この文章で難しいのは「逆從陰陽」の四文字。
これは「陰陽の逆に従う」と読みたくなりますが、「陰陽逆從」と素直に読んだ方が分かりやすいです。
陰と陽と言うのは、正反対に動く法則性に従っているのである、と読んでしまいましょう。
そうすると
「その次に賢人あり。則ち天地に法(のっと)り、日月に象(かたど)り、星辰を列(なら)べ弁じ、陰陽の逆從(の理を知り)、四時(=四季)を分別し、まさに上古(=の真人に)従い、(真人の)道に合同(=合流)し、益寿しむるべし、而して極時有り」
と書き下すことができます。
その訳は上記を確認ください。
さて、時代が下るほどに、人間は「自然」から離れていきます。
特に人類の悲願は「食料の安定供給」だったはずです。
狩猟採集社会から農耕牧畜社会への変遷の挑戦というのは、世界のあちこちで見られますね。
西洋占星術にしろ東洋占術にしろ、星空を見ては「タイミング」というものを確定させてきました。
農業を行うには、田をすくとか、種を蒔くとかのタイミングが非常に重要です。
天候をうかがうためには、まずは星空を見るんです、洋の東西を問わず。
だから「天を候(うかが)う」なんですね。
一年を大きく「春・夏・秋・冬」に分けるには、やはり星座の位置を見るのが手っ取り早いですね。
星座は西洋の専売特許のように思われがちですが、実は東洋でもかなり発達しているんです。
占いで二十八宿占とかありますが。
あれは、星座占い(のような)ものです。
天の東西南北を七等分して、そこにある星を「宿」と呼んでいるんですね。
とにかく、星空を見ては四季を見ていったんです。
これは「農耕牧畜」において、かなり重要な技術であったわけですね。
そういう風に、一見予測不可能なものをできるだけ予測可能なものにしていくわけです。
人口が増え、どうしても狩猟だけでは十分な栄養が取れなくなっていったことにより、必然として登場した「農業」。
今日、蒔いた種が、いつ実りとなるか分からない。
この農業の短所を超越するために星空を見ては天候を予測し、「予測可能」な「安定社会」を作ろうとした古代中国人の精進というものを見ることができるんです。
そうすると、不安定で複雑な世界でも上古の真人のような、静かで穏やかな生き方も可能になったわけです。
そして、真人同様に長生きすることができたのである、と。
ただ、最後の「而有極時」が正直よく分からないんです。
色々な先生の解釈を読んでも、分からない。
というよりも、ここを避けている先生も多いように思います。
僕はここを「而して極時あり(もしくは時、極まるあり)」と素直に読んでおります。
極時とは、いわゆる「自然死」「老衰」でありましょう。
言い換えれば「最後の最後まで生きる」ということです。
いわゆる病死でも事故死でもなく、老衰で死ぬというのは現代においてかなり難しい。
それを成し遂げるのが賢人なのだろうと思っています。
本物の賢さ、すなわち智慧というのは、「いかに死ぬか」であり、それは同時に「いかに生きるか」であります。
黄帝内経の基になる気学には「五黄土星」と呼ばれる星(天体ではなく、生命エネルギー)があります。
これは「腐敗作用」と「再生作用」を同時に担当する星です。
つまり「死」と「生」は同一の星のはたらきによって生じるということです。
生死というのは、一つから生じ、また一つに集約されるのですね。
言い換えれば「はじまり(=生)もおわり(=死)」もまた同一の点に存在するということです。
こうした思想のもとに、黄帝内経は展開していくわけです。
ようやく第一章「上古天真論」が終わりました。
次回からは第二章の「四気調神大論」に入ろうと思います。
お楽しみに。
今日もご予約お待ちしております。
ご予約は以下から↓
☆3月の休診日☆
22日(日)
29日(日)
下にスタッフのシフトと空き状況を示しておきますので、参考にしてくださいませ。(◯:空きあり、△:空き少、✕:空き無し)
*前回来院時より60日が経過した場合、再診料が必要となりますので、ご了承くださいませ。
福本→
19日(木):◯
20日(金):△
21日(土):◯
22日(日):休診日
23日(月):◯
24日(火):◯
25日(水):△
26日(木):休み
27日(金):◯
28日(土):◯
29日(日):休診日
石川(享)→
19日(木):◯
20日(金):◯
21日(土):◯
22日(日):休診日
23日(月):◯
24日(火):◯
25日(水):△
26日(木):◯
27日(金):◯
28日(土):◯
29日(日):休診日
石川(祐)→
19日(木):◯
20日(金):◯
21日(土):◯
22日(日):休診日
23日(月):◯
24日(火):◯
25日(水):△
26日(木):◯
27日(金):◯
28日(土):◯
29日(日):休診日
*石川(祐)は月曜日15:30〜、その他の曜日13:30〜となりますが、詳細はLivemembersにてご確認ください。
△の日程を希望の方は、ぜひお早めにご予約くださいませ。希望の時間が空いていない場合は、一度お電話(070-8509-6199)にてご相談ください。
*予約システムは「一時間前」までが予約可能の期限となります。「30分後に行きたいな」という場合など、一度、お電話にて予約状況をご確認くださいませ。システム上で空きが無くても、受付可能な場合もございます。
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[日 程]4月14日(火)10:00〜12:00
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[受講料]5,500円(オンライン受講:6,050円)
[持ち物]筆記用具、展望手帳、鑑定ハンドブック
2026年4月14日(火) 血とは 血の病証
2026年5月12日(火) 津液とは 津液の病証
2026年6月9日(火) 五行論と五臓六腑
2026年7月14日(火) 肝の働き 肝の病証
2026年8月18日(火) 心の働き 心の病証
2026年9月8日(火) 脾の働き 脾の病証
2026年10月13日(火) 肺の働き 肺の病証
2026年11月10日(火) 腎の働き 腎の病証
*全て10:00〜12:00
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・福岡市国民健康保険被保険者
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https://www.city.fukuoka.lg.jp/hofuku/hokennenkin/hp/kokuminkenkouhoken/07-04.html
詳しい制度の説明などは、お住まいの区役所にて確認いただくのが最も確実です。
